返信先: 歩行アプローチに関して

#1603
moriya
キーマスター

お返事遅くなり申し訳ありません。
動画を拝見できないのですが、上記記載の状態であれば焦らずに立位でのオシレーションを繰り返すことが望ましいかと思います。
おそらく、APAが十分に発火できていないのだと思います。この段階で歩行という「形」を患者さんに意識させてしまうと、皮質ので制御による歩行が構築されてしまいます。支持性が得られてきたのであれば、よりダイナミックに動いていくオシレーションを繰り返していく事が大事です。
目安ですが30分程度は余裕でオシレーションが出来るくらいを目指してみてください。仮に30分のオシレーションができなくても、目標として続けていく中でAPAが活性化して目指すべき歩行が出現してくるはずです。患側下肢の荷重感覚が十分でない場合に伸展(底屈)の活動が亢進してしまうので、こちらも焦らずにSLB装具を使用して踵からの荷重感覚を入力し続けてください。また、患者とセラピストが向かい合うよに立ち、患者の上肢を関節屈曲90°位にしてセラピストの腋下で挟み込んで固定して、その状態でオシレーションを行うと上肢帯からの感覚入力によって、よりAPAが活性化しやすくなります。この際に患側下肢の荷重が不十分の場合は荷重感覚の調整しながら行うと良い場合があります。
上記記載のイメージからのご提案ですので、見当違いでしたらすみません。
ご質問からの時間も経過していますので、よろしければ、現在の状況踏まえて再度お返事を頂けたら幸いです。

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