2022年3月31日 4:06 PM
#1515
moriya
キーマスター
私も肩に痛みがある方や低緊張の方はなんども拝見したことがあります。
その中で言えることをお伝えしたいと思います。
上肢低緊張において、発症からの期間にもよりますが、随意性が全くないということであれば難渋する可能性は高いかと思います。
しかし、少しでも随意性があれば自他による感覚入力が可能なので、とにかく可能な限りの感覚入力を行い「その時」が来るのを
待つということです。「どんなふうに?」などの詳細は脳卒中実践編にご参加いただければと思います。
STEP3に参加された方で動画少しお示したかなと思います。
亜脱臼においては、STEP4でお伝えしているコンプリダクションテクニックで運動感覚の入力が可能です。この方法であれば、
ほとんどの場合痛みを与えることなく運動感覚を入力することができると思います。
痛みについては、亜脱臼があるから痛みがあるわけではないということですね。亜脱臼していても痛くない人は痛くないですよね。
また、別の理由で痛みがある方の場合は、新STEP3にあるアルゴリズムを回してもらい痛みに関してアプローチをしてからということになります。
当然、医学の力を借りることによって解決する問題あれば、医師との相談になります。